中東地域民衆文化資料データベース

中東地域民衆文化資料データベース

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データベースの内容について

本データベースは、国立民族学博物館が所蔵している中東・西アジア関連資料のうち、片倉もとこ本館名誉教授、ジェイ・グラック氏、標交紀(しめぎゆきとし)氏がそれぞれ収集した標本資料コレクションをデータベース化したものです。
  • 片倉コレクション
  • グラックコレクション
  • 標(しめぎ)コレクション
これらは、フォーラム型情報ミュージアムプロジェクト「中東地域民衆文化資料コレクションを中心とするフォーラム型情報データベース(2016-2018年度)」(研究代表:西尾哲夫)の成果です。

アクセスされた皆様からの情報提供をもとに、毎年、データベースの内容を更新していく予定です。
誤りを発見された方や新たな情報を追加されたい方は、フォーラム機能を利用して、情報をお送り下さい。

片倉コレクション

アラビア半島遊牧社会に関連する資料コレクション(収集者:片倉もとこ名誉教授) 収集者の片倉もとこ名誉教授(1937-2013)は、フィールドワーク地として中東地域を中心に据え、アラブ・イスラーム社会について研究を行った日本の女性文化人類学者の第一人者です。

今日では都市化が進み現地でも喪失していったアラビア半島の遊牧社会に関連した資料を中心に、現地社会の社会変動を探る貴重なコレクションです。

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グラックコレクション

近現代イラン民衆工芸品資料コレクション(収集者:ジェイ・グラック) 収集者のジェイ・グラック氏(1927-2000)は、著名なペルシア美術史家アーサー・アプハム・ポープ氏と師弟関係にあったアメリカ人の美術史家・収集家です。

ポープ氏がペルシア美術・考古学研究所としてシーラーズに開いたアジア・インスティテュートで活躍し、1960年代後半~70年代にイランの民衆工芸品を調査・収集しました。
1979年のイラン革命後は日本人の配偶者とともに芦屋に住んでいました。
晩年アメリカへの帰国の際に収集した民衆工芸品コレクションの一部を当館が受け入れました(2000年)。

西アジア展示ではグラックコレクションのなかの涙壺と筆箱を展示していますが、近現代イラン民衆工芸品にかかる資料として大変重要なコレクションです。

本データの作成には、門井由佳氏(国立民族学博物館外国人研究員/ダールル・アーサール・イスラーミーヤ客員研究員)の助言をいただきました。

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標(しめぎ)コレクション

コーヒー文化資料コレクション(収集者:標交紀)収集者の標交紀氏(1940-2007)は、吉祥寺に存在した自家焙煎珈琲専門店『もか』のオーナーであり、生前には、コーヒー文化源流へと遡及して世界中を旅しながらコーヒーにまつわる資料を世界各地で収集しました。

茶器のみならず、中東地域の資料を中心に標氏が世界各地から買い付けたコーヒー焙煎・抽出器具は非常に貴重なものを多数含み、コーヒーという飲料の歴史を概観するうえで重要な資料コレクションです。

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